自分が源泉!
自分が源泉! 鈴木 博著
2021年1月に読んだ本を紹介します。
キッカケは、お客様に、このセミナーを観て欲しいと紹介されたセミナーの中で
登場した2冊の本の内の1冊です。
久しぶりに、いい本の出会えたというのが読み終えた後の感想です。
読みながら、私の創業時のことを想い出してました。
創業間もなく
R社OBが集まる会に参加させて頂いた時、私は挨拶で
「今年起業した遠藤です。
社員が現在3名ですが、どれも使えない社員ばかりで、困っています。
来月 目標達成が出来なければ辞めてもらおうかなと思ってます・・・。自分の給料も稼げないんですから・・・。」
と、挨拶しました。
この挨拶を聞いて、皆さんどう思いますか?
私は、この後 R社の先輩方に朝方まで、説教を頂きました(笑)
(私が、納得しなかったため時間がかかったのです・・。(笑))
この日のことを、鮮明に覚えています。
先輩達には、
「何か、勘違いしてないか?R社で、売れた営業だったかもしてないけど、
お前の会社は、まだ1年も経たない何の実績もない赤ん坊のような会社だよね。
まず、社員が入社してくれたことに感謝せんといかんだろが」
「社員が売れないのは、社員のせいか?
売れるよに教えてないお前のせいだろが?」等
繰り返し 繰り返し・・・・・・。
私の、勘違いを指摘して頂きました。
この時の、経験がなければコンベックスは、起業まもなく
ご多分に漏れず、すぐに倒産していたかもしれないと思います。(起業して10年で倒産する会社は93%だそうです。)
私は起業しましたから、すぐに考え方を180度変えることが出来ましたが、
この本を読んでいると、二代目や三代目の経営者は、
うまくいかない理由を先代のせいにする考え方を、
「自分が源泉」に置き換えるためには、大きな葛藤があるようです。
中身は、私のようなエピソードが沢山あります。
経営者として、是非読んでいただきた1冊です!