信用と信頼の違い。説明できますか?
やっと、始動出来た!愛媛リーダーズ・アカデミー 第5期
2020年5月20日(水)13:00~17:00の時間帯で、
弊社が継続している事業である「愛媛エンゲージメント・アカデミー」第5期生のキックオフセッションを、リモート開催しました。本来なら、4月にスタート予定でしたが、新型コロナ感染予防の為、開催を延期していました。5月20日は、緊急事態宣言の解除を受け、リアルで実施が出来るのでは?と、画策しましたが残念ながらリモートでの開催となりました。
10名の受講者の内、2名がZoomに入室が出来ないというアクシデントがありましたが、急遽 弊社会議室に来ていただいたて10人全員参加で、
キックオフのセッションを実施することが出来ました。本当に、良かったです。
これから1年間、長いようで短い期間ですが、メンバーと共に成長していきたいと思います!
信用と信頼の違い。あなたなら、どう説明しますか?
今回のセッションで、メンバーが印象に残ったことが信用と信頼の違いについてです。
あなたなら、どう説明しますか?
辞書には、
信用:それまでの行為・業績などから、
信頼できると判断すること
信頼:信じて頼りにすること。
頼りになると信じること
とあります。信用金庫があるけど信頼銀行はないなぁ。とか、
信用はモノにつくけど、信頼は人を表すのでは?などの
という議論が
ありました。
確かに、
・信用取引とは言いますが、信頼取引とは言いません。
・信頼関係とは言いますが、信用関係とは言いません。
・信頼を裏切ったとは言いますが、信用を裏切ったとは言いません。
・クレジット(信用)カードはありますが、トラスト(信頼)カードはありません。
定義としては、
信用:過去の実績や成果に基づく
→ 客観的、物質的
信頼:信用に基づく。
未来の行動を信じ期待すること
→ 主観的、精神的
と考えられます。
新入社員は、過去の実績や成果はまだないが、その一生懸命に取り組む姿勢を見て
信頼して仕事を任せていくことが出来る・・・。
信頼とは、人間関係においてとても大事なことなんですね。
信頼残高
7つの習慣の中に「信頼残高」という言葉が出てきます。
家族やお客様、従業員など 大切な人との関係には必ず、信頼残高が存在します。
互いに信頼残高が多い場合は、いい関係が保たれます。
大切なのは、信頼残高を失うことをしてしまった時に、どういう行動がとれるか?
「あの人とは、信頼残高が多いから多少のことは大丈夫だろう!」と、心からお詫びをすることを
怠ってしまうと、いつのまにか信頼残高が底をつきマイナスになっていたりします。
いつも銀行の口座のように、信頼残高が数値で表されればいいのにと思うこともあります。(笑)
信頼残高が高いと思って、本来するべきことを怠ってしまい信頼残高を下げてしまうことが多々あるのが人間です。
経営者との幹部との関係で、顕著なことがよくあります。
経営者からすると、幹部を信頼しているのでどんどん仕事を任せ、出来て当たり前と思いがちですが
幹部からすれば、大変な思いをして頑張っているのに、社長からは労いの言葉ひとつない・・・。
そんな思いが積もり積もって、突然の辞表や独立起業、競合会社への転職・・・・。
そんなことのないように、
大切な人を常に意識して、
信頼残高を増やしていく努力が、大切だと気付いた5月でした。
6月は、エンジンかけて頑張っていこうと思います。