私のこれからの指南書が見つかりました！！

4月中旬のスタートですね！新型コロナウィルスの感染防止のために、集合研修が延期を余儀なくされていて予定が先送りになっています。そこで、しっかりとインプットをしようと思い、本を沢山購入しました。ビジネス書から小説まで、多岐に渡りますが、昨晩読み終えた「1兆ドルコーチ」に感銘を受けました。この本は、シリコンバレーのレジェンド　ビル・キャンベルの功績を80人以上の証言を基に構成されています。グーグルもアップルもユーチューブもフェイスブックも、この　ビル・キャンベルというコーチのお陰で今の姿があると書かれています。

　そもそも、この本をアマゾンで購入したのは私自身も、経営者のコーチ（コンベックスではモチベーターと表現しています。）として、少なからず仕事をしていて、世界に誇る企業の創造の陰にコーチがいたということに、興味を持ったからです。出てくる登場人物は、名前と顔が一致しないので読み流してしまうのですが、スティーブ・ジョブズは、さすがの私でも知ってます。ジョブズが癌で倒れたときは、毎日病院に行っていたそうです。　ビルがいたから、倒産寸前のアップルからヒット商品を生み出すことが出来たとジョブズが言っています。本当に、すごいコーチですね。

　ビルのコーチングスタイルは、仕事だけでなくて家族のことまで踏み入る事。月曜日のミーティングのスタートは、休みを家族とどう過ごしたか？から始まるそうです。これは、私もアイスブレイクで実施していますが、ビルは家族の問題にも入り込んでその問題解決に、力を貸していたと言います。

　私のモチベーティングスタイルは、経営者のビジョンを共有することからスタートしてそのビジョンを実現に向けてモチベートしていきます。その際に、ライフプランを策定していただくのですがとても大切な家族のことも書いていただいています。ただ、基本的にはビジネスのビジョンの実現が中心で家族のことまで、踏み込むことは意識的にしていませんでした。ビルのスタイルは、そこまで真剣に踏み込んでいます。

　そして、マネジャーの最優先課題は、部下の幸せと成功だ！と言い切っています。そのためには、採用の重要性も説いています。チームコーチングでは、「経営者はチームからアイデアが出るまで、後ろに座っていて、黙って聞いていろ！」といいます。経営者がこうしろといった時点で、現場からのアイデアはでなくなると・・・。その他にも、参考にすることが沢山あります。私の今後の仕事の仕方を変えてくれる素晴らしい本でした。　1兆ドルは、日本円にして約110兆円！！　私には、そこまでのことは到底出来ませんが、クライアントの売上を足せば100億円のモチベーターになれるように、頑張っていこうと思います。　Youtubeで、ビル・キャンベルを探したらありました。興味のある方は、是非見て下さい。