2020年 夏のインターンハイ中止を受けて・・・。

2020年 夏のインターンハイ中止を受けて・・・。

まさかは起こるんだ・・・。

新型コロナ感染拡大の防止策として、昨日 2020年4月25日

2020年のインターンハイの中止が決定しました。

サッカーに青春を捧げてきた高校3年の子を持つ親としては、本当に残念でなりません。

薄々 開催は無理だろうと思っていました。

多くの選手・関係者が移動することのリスクは、かなり大きいもので

安全を考えると今回の決定が致し方がないと思います。

開始以来、一度も中止がなかったのに、まさかこの年がそうなるなんて・・・。という気持ちです。

 

一生懸命やっていても・・・。

息子の所属する愛媛県立松山北校のサッカー部は、大学受験の関係で、多くの部員が例年

インターンハイで、引退します。

昨年の選手権では新チームで戦った愛媛県大会をベスト4で終え、このインターンハイが最後の全国大会に

行くチャンスでした。その目標がなくなってしまいました。

息子は、体こそ大きいものの身体能力は決して高くなく、

約200名の部員の中で、レギュラーを取る事さえ厳しいと思っていました。

しかし、入学してから任意参加の朝練には、ほぼ皆勤で参加し、

毎日のストレッチで、硬かった体も見違えるように柔らかくなり、その努力もあって

見事 センターバックとしてレギュラーを掴み取り、副キャプテンにも任命されました。

親として、この2年間の頑張りを間近で見ていただけに悔しくてたまりません。

当の本人が一番悔しいと思います。

※松山北校のサッカー部は、主体性をもったチーム創りで組織運営にも参考になる取り組みが沢山あります。

〜thanksmedicalworkers by…

松山北高サッカー部さんの投稿 2020年4月23日木曜日

目標の再設定!

ただ、決まったことはもう変えられません。

この現実をどう受け止めて、これからの目標を再設定するのか・・・。

選択肢はいくつかあります。

1.本来は引退して出場予定ではない選手権に向けて、チームに残留することを決め全国大会を目指すこと

  ※高校総体愛媛県大会は実施される可能性はまだ残っています。が、全国大会はありません。

  ※E1リーグの開催が再開されれば、試合はできます。

2.インターンハイが中止になったことを受けて、1学期で部活を引退し受験モードに入り、難関校突破を目指すこと

3.新型コロナのせいにして、自暴自棄になること

4.その他 

 

私は、学校が休校になり部活が停止になった頃から、息子には 1の選択肢の話をしていました。

志望校に間に合わないなら、1年浪人してもいいと・・・。

 

いずれにしても、本人が考え決めることです。

親として、決めたことは全力でサポートしていこうと思います。

 

先延ばしをやめよう!!

今回の、息子たちのことを経営に置き換えて考えてみました。

私たちは、毎期決算をして区切りをつけて次期の目標を考えます。

次期があることを前提に物事を考えているために、

今期の目標に対して、達成できなかったことがあっても

来期 取り戻せばいいと考えています。

そうやって、達成できなかったことを先延ばしにしていくことが

だんだんと、沁みついてくるようになります。

誤魔化しがおこったり、骨惜しみをしたりすることは

来期も事業が継続していることを前提に考えているからです。

 

絵にかいた餅の中長期計画

 中町期計画を立案しても、その達成について景気のことや環境のせいにして

本気で取り組んでいないように感じられます。

次があると思っている甘えが、本来目指している会社の姿から段々と離れていきます。

 

新型コロナ感染拡大防止によって、来期 会社が存続できるかどうか?

ということも考える必要が出て来ました。

会社を存続させていくためには、

緊急ではないが重要なこと(第二領域)が、やはり重要です。

自分達が、自社の存在意義を自分の言葉で伝えられない会社は、

淘汰されていくように感じています。

 

経営者をサポートする立場として、

経営計画の立案や実行について、もっと真剣にモチベートしていきたいと思います。

勿論、自分自身の経営のおいても考え直します。

存在意義を今一度、問い直したいと思います。